発見したのは赤血球、肝機能、腎(じん)機能、尿酸、心筋梗塞(こうそく)など18項目の血液検査に関連する新規の遺伝子。肝機能では、ALP値は遺伝子の違いにより最大99の個人差があり、ガンマGTP値などは酒に強い遺伝子を持つ人で高い傾向があった。また血液型がB型の女性は、他の血液型の人と比べて貧血のリスクが21%低いことも分かった。
検査結果の目安となる「正常値」は、数値にかなり幅がある。
研究チームの松田浩一・東大医科学研究所准教授は「遺伝情報を調べることで自分の正常値を知っていれば、早めに異常に気付いたり、余計な心配をしなくて済むようになる」と話している。
研究チームは、東大医科研の「バイオバンク」に登録されているがんや糖尿病、心臓病などの患者1万4700人分のデータをコンピューターで解析。膨大な情報を高速解析する数学的手法を駆使し、多数の遺伝子を一度に見つけ出すことに成功した。
・ 首相動静(2月14日)(時事通信)
・ 堺市職員、盗撮で現行犯逮捕=大阪府警(時事通信)
・ ワイン万引き、とがめた店主殴る→事後強盗で逮捕(読売新聞)
・ 本州から戻ったトキの雌が雄とペアに(産経新聞)
・ <石川議員>決断迫られる首相 民主は処分に消極的(毎日新聞)